2 of Pentacles
&
Page of Wands
by THE LIGHT SEER’S TAROT
際限なく目の前に現れてくる「やるべきこと」「やらなければならないこと」
お仕事、家事、育児、介護、勉強 etc.
「2 of Pentacles」のカードは、次から次へと現れるTO DOを、貴方が軽やかに、スムーズにこなしている様子を表します。
そのTO DOが、貴方にとって「本当にやりたいこと」であったり、「やりがいを感じること」であるならば、それはとても素晴らしい未来を創造する為の努力であり、投資です。
しかし、そのTO DOが、貴方にとって「苦痛」であったり、「仕方なくやっている」こと、「生産性をまったく感じない」ようなことなのであれば・・・
今一度、胸に手を当てて、問いかけてみましょう。
「一生で一度しか体験することができない「今日」という貴重な命の時間を使ってでも、私は本当にこれをやりたいのだろうか」と。
その答えが「YES」であれば、一緒に出てくれた「Page of Wands」のカードのように、情熱と創造性を持って、軽やかに貴方らしく進んでいきましょう。
その努力は必ず報われ、貴方は大きな自己信頼、高いセルフエフィカシー、理想の未来を手に入れることができるでしょう。
でも、もしその答えが「NO」なのであれば、そして、「NO」が1週間、1ヶ月と続いてしまっているようなら・・・
一度立ち止まって、ご自身の今後について考える時間を確保していただいた方が良いのかもしれません。
貴方が創造していきたい本当の未来は、どんな未来ですか?
貴方が情熱を持てること、貴方が好きなことはなんですか?
やっていると熱中してしまい、時間を忘れてしまうようなこと。
貴方の中の「Page of Wands」は、そういう没入体験を求めています。
でも、貴方のスケジュールはいつもいっぱいで、新たに何かを始めることは難しそう。
ですから、「何を始めるか」ではなく、「何をやらないか」を3つ、まずは決めてみましょう。
そしてそれをやめてみることから意識してみてくださいね。貴方に必要なのは、空白の時間なのかもしれません。
- もし今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?
スティーブ・ジョブズが、毎朝、「もし今日が最後の日だとしても、いまからやろうとしていたことをするだろうか?」と、鏡に映る自分に問いかけるようにしていたというのは、有名なお話ですね。
鏡の中の自分に問いかけてみて、もしも「NO」という答えが何日も続くようであれば、「少し生き方を見直せ」といわれていると捉えていたようです。
2005年6月、アメリカのスタンフォード大学の卒業式で、スティーブ・ジョブズが行なったスピーチの締めの言葉をご存知でしょうか。
Stay Hungry. Stay Foolish.
貪欲であれ。愚か者であれ。
この言葉が、私は大好きです。
この前年、スティーブ・ジョブズは膵臓癌であると診断されており、自らの死生観についてこのように語りました。
「あなたがたの時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないで下さい。
(中略)他人の考えに溺れるあまり、あなたがたの内なる声がかき消されないように。
そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。
あなたがたの心や直感は、自分が本当に何をしたいのかもう知っているはず。
他のことは二の次で構わないのです」
(「日本経済新聞」(2011年10月9日付))
タロットカードの0番「愚者」のように生きたいと、私はいつも思います。
それでは今日も、心のままに、素敵な一日をお過ごしください。
MARIA LILY