【心と体の”声なき声”を聴く】オステオパシーの叡智と『頭蓋リラクゼーション』

  

 

みなさん、こんにちは。Maria Lily Diaryへようこそ。セラピストの沙織です。

 

秋が深まりつつある、今日この頃。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。

 

私は、この夏があまりにもあっという間に過ぎてしまい、少しびっくりしています。

 

この夏はどんな夏だったのかといいますと、大阪の熱気に包まれながら、練習と勉学に励んだ夏でした。万博の影響もあり、大阪は盛り上がっています!

 

 

INFA(International Federation of Aestheticians: 国際エステティック連盟)の「プラチナ」という最上位の称号を目標に、恩師であるINFA JAPAN(本校)の秋山理事長に、昨年末からまたご指導を頂いており、国際試験に向けて準備を進めています。

 

 

この夏、自分の勉強用に作った資料も、なかなか分厚くなってきました。

 

8月には学内の筆記試験に再度挑戦し、前回の点数を上回り、目標としていた点数を取ることができたので、少しホッとしています。(もちろん試験の内容は前回と変わっています)

 

前回の試験の模様はこちらに詳しく綴っています。

https://ameblo.jp/lilybelltoyohashi/entry-12625590879.html

 

真のエステティックを追求しているINFAという国際組織の、INFA日本支部を牽引する秋山理事長が、私の最も尊敬する恩師ですので、とても充実した夏になりました。

 

さて、そんなINFA JAPANでは、先日『頭蓋リラクゼーション』という技術の講習会がありました。

 

INFA JAPANでは、こういった技術講習会が定期的に行われていますので、さまざまな期の卒業生との交流会も自然と行われます。

 

INFAの国際ライセンスを取得されている、プロフェッショナルなエステティシャンが全国各地から集結し、共に学び合い、情報交換し、楽しく過ごす、貴重な会です。

 

『頭蓋リラクゼーション』とは

 

AI-generated illustration. (イメージ図であり医学的な正確性を保証するものではありません)

 

今回、学ばせていただいた『頭蓋リラクゼーション』とは、どんな技術かといいますと、

 

徒手療法により、脳から脊髄という中枢神経(人間の中心的な神経組織)を守っている「脳脊髄液」の循環を促し、より心地良い状態へと中枢神経、脳を導いていくための技術です。

 

AI-generated illustration. (イメージ図であり医学的な正確性を保証するものではありません)

 

「髄液」には、脳のクッションとなり保護する役割の他に、脳に必要な栄養を与えたり、脳の老廃物を排泄したり、脳頭蓋(頭蓋骨)の中の圧力に関係しているなど、さまざまな、健康を維持する上で、重要な働きがあります。

 

ストレスなどの影響によって、髄液の状態が偏ってしまうと、脳や神経系に影響をきたしてしまうので、過度なストレスや、慢性的なストレスは、このような観点からも悪影響なのです。

 

実際にPTSD(心的外傷後ストレス障害)や鬱病の患者さんの髄液成分を調べると、特定の神経伝達物質や炎症マーカーの濃度が変化していることが報告されており、髄液が精神状態を反映する鏡のようになっている可能性が考えられているそうです。

 

強い疲労感やストレスは、自律神経系を乱し、消化器官やホルモン分泌にも悪影響をもたらしますので、とにかく定期的な心と体のケアが健康維持には不可欠です。

 

INFAの『頭蓋リラクゼーション』は、髄液の循環を促し、自律神経を整え、深いリラクゼーションやカタルシスをもたらす、とても素晴らしい技術です。

 

特に、こんなお悩みを抱えている方の助けになるでしょう。

 

  • パソコンやスマホの使いすぎによる眼精疲労や、目の奥の重さを感じる方
  • 考え事が多くて頭が休まらず、夜なかなか寝付けない、眠りが浅いと感じる方
  • 気圧の変化で頭が痛くなったり、肩こり、倦怠感などの不調を感じる方
  • いつも漠然とした不安感や焦りがあり、心からリラックスしたいと願っている方
  • ストレスによる無意識の食いしばりで、顎や首回りがこり固まっている方

※病的な体調不良や頭痛の疑いがある場合は、施術をお受けいただけません。

 

【注記】髄液の働きやストレスとの関連については、近年、神経科学や心理学の分野で研究が進められていますが、まだ仮説の段階にあるものも多く、すべての因果関係が明らかになっているわけではありません。本記事は、エステティックの立場から健康意識を高めるための参考情報としてお読みください。

 

 

必要なのは「手」

そして、セラピストの「心」

 

現代のストレス社会において、セラピストの正しい知識と技術は、本当に「宝物」です。

 
セラピストは、お客様のストレスの原因そのものを取り除くことはできませんが、

 
ストレスとの上手な付き合い方をお伝えしたり

 
手によって、心と体を癒し

 
対話(言語・非言語のコミュニケーション)によって、心の深部を浄化して差し上げることができる。

 
自律神経の乱れからくる不調、イライラ、もやもや、不眠、不安や焦り、未病など、人の中に巣食う大小さまざまな鬼を浄化し、滅する一助となれる可能性を秘めているのです。

 
だからこそ、正しい知識と技術を持って、お客様と向き合うこと。

 
そして、「どう在るか」が、とても重要だと私は思っています。

 

自然治癒力を高めるオステオパシー

 

『頭蓋リラクゼーション』は、エステティックや、一般的なヘッドマッサージとは異なる、とても難しい技術でした。

 

その理論的な背景や手技の源流には、「オステオパシー」というものがあるようです。

 

オステオパシーとは、精神・身体全体を一つのつながりとして捉え、人間が本来持つ「自然治癒力」を最大限に引き出すことを目的とした徒手医学です。

 

19世紀にアメリカの医師アンドリュー・テーラー・スティル博士によって創始されました。

 

日本ではあまり聞きませんが、アメリカでは西洋医学の医師(Doctor of Medicine)と同等の権利を持つ医師(Doctor of Osteopathic Medicine)として認められており、イギリスなど多くの国でも医療専門職として法制化されているそうです。

 

日本では、どうしても、病気になってからの治療に意識がいきがちであったり、精神的な幸福度にも伸びしろがありますが

 

日々、心と体を自分で癒し、整え

 

また時に、セラピストの力を借りて癒され、整えながら

 

多くの人が、自分を心から愛し、大切にできますように

 

日々を「心からの笑顔」で、大切な人たちを大切にしながら、過ごせていたらいいなと願っています。

 

20年前、私がウエディングプランナーを志した時も、「人の心からの笑顔をみたい」という純粋な願いからでした。

 

ですから、私自身も、

 

自分を愛し、大切にしています。

 

日々を「心からの笑顔」で過ごし、大切な人たちを大切にしながら、過ごしています。

 

大切な人たちの「心からの笑顔」が、私の魂の栄養です。

 

 

キラキラな夜・・・

 

講習会の合間のランチでは、心斎橋の美味しいお店を教えてもらい、グルメを楽しみました。

 

 

一日目の夜は、先生や受講生たちと食事会へ(この時間が幸せ♡)。

 

写真を撮り忘れてしまいましたが・・・美味しいベトナム料理をいただきました。

 

その時、私の隣に座っていらした大先輩は、東京とパリでエステティシャンとして活躍されていらっしゃり、世界中に技術講習に行かれている方でした。

 

パリの女優さんやVIPの施術をされた時のお写真をたくさん見せて頂き、とても刺激的なお話をたくさんお聴きすることができました。

 

「40代なんて、まだまだ若いわよ〜!!」

 

「なんでもできちゃうんだから、とにかくやりたいことを、なんでもやったらいいわよ〜!!!」

 

「せっかくINFAのライセンスを持っているんだから、パリでもロンドンでも、行きたいところにポンといってみたらいいじゃない」

 

「私は60代だけど、40代だったらもっともっと挑戦しているわよ〜」と、背中をどんっどんっと押していただき・・・

 

私、目がキラッキラになっていました✨

 

エステティシャンとして「どう在るか」

 

INFAの卒業生たちは、サロンオーナーさんとして、ご活躍されている方ばかり。

 

そんなエステティック界の〈柱〉たちが全国から集結し、稽古をつけてもらう、秋山先生という存在は・・・

 

私たちにとって、とても大きな存在です。

 

秋山先生の技術を体感させていただくと、いつも感嘆してしまいます。

 

そして、いつも思うのですが、秋山先生の周りに集まる方々は、本当に「いい人」ばかりです。

 

ご活躍されている方ばかりなのに、誰一人として、傲っている人がおらず、謙虚に学び続けていて、素晴らしい方ばかり。

 

それも常に、「本質」を視て、

 

真っ直ぐに「真のエステティック」を追求されておられる秋山先生だからこそ、

 

同じように、「本質」を大切にしている人が集まるのだと思います。

 

技術や知識だけではなく、在り方も学ぶことができるのが、INFA JAPANの素晴らしいところです。

 

 

最近では、YouTubeやSNSの普及により、エステティシャンが範疇を超え、医師法・薬機法に抵触するおそれのある表現を無自覚に使用していたり、医業類似行為や、知識不足故の危険な施術を行っている方々が散見されます。

 

これはとても残念なことです。国家資格ではないからこそ、信頼を得るためにも、法律を遵守することは大前提です。お客様と、自分の身を守るためにも。

 

知識があれば、倫理感を持って、適切な表現を使用することができ、越権行為や法律違反を防ぐことができますし、危険な施術からお客様を守ることができます。正しい判断をするために、学ぶことはとても大切なのです。

 

余談なんですが、エステティシャンはエネルギーに敏感な方が多く、通常目に見えないものが「視える」方も少なくありません。

 

ある方は、秋山先生のオーラが眩しすぎて直視できないと授業中におっしゃっていました。

 

ちなみに、同期の「視える」方が、私の前世はオランダの貴族だった、アロマやフラワーセラピーをやっていたと教えてくださいました。

 

確かに私、昔からお花が大好きで、チューリップもアロマも大好き。

https://ameblo.jp/lilybelltoyohashi/entry-12689674109.html

4年前のこのブログにも、潜在意識レベルで花がめっちゃ好きって書いてあって・・・あとで見つけてびっくりしました(笑)

 

ヨハネス・フェルメール(17世紀のオランダの画家)の『真珠の耳飾りの少女』の絵が大好きですし、

 

出典: フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)

『真珠の耳飾りの少女』

 

同じくヨハネス・フェルメールの『牛乳を注ぐ女』に至っては、実家のダイニングの壁に飾ってあったので、幼い頃から毎日観て育ちました。

 

出典: フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)

『牛乳を注ぐ女』

 

この鮮やかな色づかい、そして光と影が織りなす陰影。すごいですよね。

 

当時、絵の具の色の素である「顔料」は非常に高価で、フェルメールは借金をしてまで手に入れていたそうです。

 

映画『真珠の耳飾りの少女』にも、フェルメールが宝石を砕いて顔料を作るシーンが出てくるのですが、このターバンやエプロンに使われている鮮やかな青は、宝石のラピスラズリを砕いて作られた顔料です。

 

その価値は、当時、金よりも高価でした。ですから普通、当時の画家は、聖母マリアのマントなど、神聖で特別なモチーフにしか、この青は使いませんでした。

 

しかしフェルメールは、エプロンのようにありふれた日常のアイテムに、最高級の青を惜しげもなく使ったのです。光が、本当に当たっているように見えますね。

 

最高の素材と、天才画家の魂が込められたこの絵は、400年近く経った今でも、まるで生きているようです。

 

と、そんな繋がりを考えていると、オランダにルーツ、確かにありそ〜と思えてきます🌷タロットや、ヨーロッパのアンティークに惹かれるのも、前世が影響しているのかなって思ったり。(๑´ڡ`๑)

 

フェルメールが生きていた時代、オランダでもタロットはカードゲームとして流行していました。きっと私は、過去世でもやっていたのでしょう。

 

そんな類のお話も、夢があって面白いですよね^^結構、盛り上がります。

 

ということで、今回もとても充実した大阪滞在になり、今後もたくさん大阪に行けるように、もっと頑張ろうと心を新たにしたのでした。

 

何より、秋山先生に会うといつも元気をいただけるので、最高の魂のエネルギーチャージになりました。

 

もし、「真のエステティックを学びたい」と思われる方がいらっしゃいましたら、是非、INFA JAPAN(本校 / 大阪 心斎橋)の、秋山先生から学ばれることをお勧めします。共に楽しく学びましょう♡

INFA JAPANのHPはこちら

 

講習会では、ブログの読者さんとの出会いもあり♡

 

私のブログをきっかけにINFAを知り、ゴールドマスターを取得し、ご自身のサロンを開業される予定とお聴きし、こんなに嬉しいご縁はないなと思いました。

 

みなさんに、またお会いできるのが楽しみです。

 

家族の夢ができた夏休み

 

ここからは少し、プライベートな「夏の思い出2025」を書かせてください。

 

母としては、今年の夏は息子の野球がメインでした⚾️

 

 

「2037年、阪神タイガースに入団、ゆくゆくはメジャーへ行き、大谷翔平選手を超える」というのが息子の夢です。

 

その大きな夢を、家族みんなの夢として捉え、夫と息子と3人で何度も話し合いを重ね、夢への『作戦会議』を開きました。

 

話し合いのテーマは、大きく3つです。

 

一つ目は、「体づくり」。

丈夫で大きな体を作るために、良質な栄養を摂る食トレ、しなやかな筋肉をつけるための体幹トレーニング、柔軟性を高めるためのストレッチ、そして何より質の高い睡眠。

まずは、夢を支える土台となる体づくりについて話し合いました。家族みんなで、良い習慣化を目指すべく、ルールも決めました。

 

二つ目は、「技術を磨く」。

打つ、投げる、走る、守る。一つひとつのレベルを上げるために、どんな自宅練習が必要か。どんな指導を受けるのがベストなのかを話し合いました。

息子が考えて作った曼荼羅チャートでも、ここは重視するポイントでした。毎日の練習を振り返り、ノートに記すジャーナリングも始めました。

 

そして三つ目は、「進路」。

中学はどの硬式チームでプレイするか、高校では野球の強豪校で甲子園を目指す王道のルートだけでなく、それ以外のルートにはどんな選択肢があり、どれが息子に一番合っているのか。

プロ野球選手になれる可能性が高い大学の野球部はどこか、など。そんな具体的な進路について話し合いました。

 

ビジョンボードを作り、自宅の庭に練習場を作る計画も進め、少年野球の他に、元プロ野球選手が主催する野球の個人指導塾に入ったりと、

 

炎天下の中、日々できることを一生懸命やっている息子の姿に心を打たれ、とにかく父と母もできる限りの協力をすることを約束しました。

 

そんな息子の努力が実を結び、最近メキメキと実力を伸ばし、先日はじめて満塁ホームランを打つことができ、母は本当に感動しました。

 

 

夏休みには虎キチのじいじ👴と、阪神タイガースの試合を観に行きました。大好きなじいじの影響で、息子もタイガースファンに🐯

 

 

イチロー選手や松井秀喜選手と女子高校野球選抜試合も、バンテリンドームに観に行きました。イチロー選手、とてもカッコよかったです!!

 

 

 

大切な人のセラピストになる

 

私にできることは、「栄養バランス」を考えた食事を作り、良質な睡眠のために、自律神経を整えるための「タッチセラピー」や「ヘッドマッサージ」をしたり、

 

たくさん話を聴いて、家庭の中の心理的安全性を確保し、不安やストレスを溜めないように見守ること。

 

子育てにおいても、INFAで学んだ栄養学、神経、ホルモン、筋肉、骨など、さまざまなことが、本当に役に立っています。

  

まず、一番大切な人たちのセラピストになる。

 

そう在れる、この瞬間が、幸せそのものです。

 

そして私自身は、YouTubeの撮影をしたり、相変わらずタロットや、生命の樹や、ユング心理学を探求し、毎日、好奇心を満たしながら過ごすことができた夏でした。

 

とても素敵な布を作っていらっしゃるデザイナーさんに出会いまして、テーブルクロスやタペストリーを作ったりもしました♡

 

 

 

 

美しいToile de Jouyのクロスに、うっとり・・・♡

 

また、今年初めて、夫の実家の畑では、甘くて美味しいシャインマスカットができました!!(秋には柿が、今年は豊作です♡)

 

 

美しい絵を見る、美しい音楽を聞く、美しい花を愛でる、旬の美味しいものを食べる、好きな人たちと過ごす、すべては私の魂の栄養素です。

 

こんなに幸せで、心が満たされることはありません。

 

皆さんの魂の栄養素はなんですか?

 

家族で熱海や下呂へ温泉旅行にも行き、高齢の祖母や親戚たちに会い、幸せな夏があっという間に過ぎ去ってしまったので、いま少し寂しい気持ちです。

 

それでは、みなさんも季節の変わり目ですので、お身体を、何より大事にされてください。

 

そして、心からの笑顔でお過ごしくださいね^^

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました♡